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第1課 売掛金は貸したお金
掛けで売ると、代金を受け取るまでの間、取引先にお金を貸しているのと同じです。いくら貸しているかは、月商とサイトで決まります。
例に使う「サンプル商事株式会社(架空)」は卸売業の架空の会社で、得意先の「甲社(架空)」「乙社(架空)」「丙社(架空)」も、決算書と取引の数字もすべて架空の数値です。実在の会社や取引とは関係ありません。金額は百万円です。
掛け売りは、先にお金を貸すこと
商品を先に渡して、代金は約束の日に後から受け取る売り方を、掛け売りといいます。渡してから受け取るまでの間、売った側は代金の分だけ相手にお金を貸しているのと同じです。相手が払えなくなると、貸した分がそのまま損になります(貸倒れ)。
毎月同じだけ売っていると、未回収の売掛金はおよそ「月商 × サイトの月数」で一定に保たれます。古い分が入金されても、その間に新しい分が増えるからです。この額が、その取引先に常に貸している額で、この練習帳では必要与信額と呼びます。
必要与信額 = 月商 × サイト(日)÷ 30
サイトの月数 = サイト(日)÷ 30
サイトの月数 = サイト(日)÷ 30
三社の必要与信額
| 得意先 | 月商(百万円) | サイト(日) | 必要与信額(百万円) |
|---|---|---|---|
三社合わせて 百万円を、常に貸している計算です。
はサイトを 日に延ばしたいと言っています。受けると必要与信額は 百万円から 百万円になり、 百万円を追加で貸すことになります。サイトの延長は、値引きと違って請求の金額は変わりませんが、相手に貸すお金が増えます。
計算機:月商とサイトから必要与信額を出す
得意先を選ぶと、その月商とサイトが入ります。スライダーで動かすこともできます。
帯の一つの区切りが、一か月分の売上です。サイトが長いほど区切りが増え、同じ月商でも貸している額が大きくなります。