粗利率と掛け率 練習帳 › 第3課

第3課 値引きと粗利

値引きした額は、原価が変わらない限り、そのまま粗利から引かれます。粗利率の薄い商品ほど、少しの値引きで粗利が大きく減ります。

例に使う「サンプル商事株式会社(架空)」は卸売業の架空の会社で、商品も数字もすべて架空の数値です。実在の会社や商品とは関係ありません。単価は円/トンです。

値引き後の売価 = 売価 - 売価 × 値引き率
値引き後の粗利 = 値引き後の売価 - 原価
同じ粗利額に要る数量の倍率 = 元の粗利単価 ÷ 値引き後の粗利単価

例:を値引きする

は売価 円、原価 円、粗利率 % です。% 値引きすると、売価は 円、粗利は 円になります。

値引き前値引き後
売価(円/トン)
粗利(円/トン)
粗利率(%)
粗利額の減り(%)—

値引き率は % でも、粗利額は % 減ります。同じ粗利額を稼ぐには、数量を 倍に増やす必要があります。第1期の トンなら トンです。

粗利率から値引き率を引き算して「残りの粗利率」を出すのは誤りです。売価も下がるので、割る数が変わります。

動かしてみる

原価粗利

粗利率と同じ率まで値引きすると、粗利はゼロになります。それより大きく値引きすると、売るほど損が出ます。