粗利率と掛け率 練習帳 › 第2課

第2課 値入率と粗利率

値入率は「原価に何%乗せたか」、粗利率は「売価の何%が粗利か」です。同じ粗利でも、割る数が違うので率が変わります。

例に使う「サンプル商事株式会社(架空)」は卸売業の架空の会社で、商品も数字もすべて架空の数値です。実在の会社や商品とは関係ありません。

値入率 = 粗利 ÷ 原価 ×100
粗利率 = 値入率 ÷(100 + 値入率)×100
値入率 = 粗利率 ÷(100 - 粗利率)×100

原価に % 乗せると、粗利は原価の % ですが、売価に対しては % にしかなりません。値入率はいつも粗利率より大きく出ます。値入率で話す相手と粗利率で話す相手が混ざると、同じ「何%」が違うものを指します。

換算表

掛け率は100から粗利率を引いた値です。

例の商品の値入率

商品粗利(円/トン)値入率(%)粗利率(%)掛け率(%)

動かしてみる:値入率から粗利率へ

粗利率(曲線)値入率と同じ値の線(取り違えた場合)
横軸は値入率、縦軸は粗利率(どちらも%)。丸が今の値入率に対する粗利率です。

演習:「何掛け」の粗利率

「掛けで仕入れた」は、原価が売価の % という意味です。粗利率は100から引いて %、原価に対する値入率に直すと % です。掛け率から粗利率は引き算一つで出ますが、値入率に直すときは割り算が要ります。